過疎化の進む都心・神田になんとか住む人々を呼び戻そう。
しかも町会に参加し、地域ととも関係をつくり、住民同士も顔見知りで安全・安心なコミュニティをつくれる集合住宅を、と考え企画・募集を行った第１号のプロジェクトです。
　４名の地権者の共同建替えに９戸のコーポラティブハウス参加者を加え、建設共同組合を設立。
何回もの会議を経て意見を交わしながら、建物は完成しました。
東西の道路からの高さ制限を受け、前面に空地をつくり建物を上下に伸ばし、頂部は更に三角形にセットバック。
外壁や開口部の表情は生活感を緩やかに表現しながら、神田のまちなみに参加していくことを意図しました。
人気の少ない神田の夜にCOMS HOUSEの窓から漏れる灯りが、街を明るくしてくれるように感じます。